ワンちゃんの毎日の食事は
言うまでもなく、飼い主さんに
とって大変なことの1つです。
ドッグフードはたくさん必要なので
セールのときに、つい買いすぎてしまった
愛犬が食べ飽きたり、食べなかったりして
新しいドッグフードに切り替えた
愛犬が急に亡くなって、買い置きを
していたドッグフードがたくさんある
このような状況で、余ったドッグフードの
処分に困っている方も多いと思います。
一方で、動物保護団体では、保護して
いるワンちゃんのために、ドッグフードの
寄付を受け付けているところがあります。
この記事では、ドッグフードの寄付の
方法や、寄付の注意点、寄付を受け付けて
いる団体について書きます。
ドッグフードを寄付するときの主な注意点2つ 寄付をする団体に必ず確認しよう
寄付を受けつけているドッグフードは、
基本的に未開封で、賞味期限前のものです。
開封済みのドッグフードの寄付を
受け付けている団体もありますが、
開封後にどのくらいの期間が
過ぎているか、ということが
1つの条件になります。
ドッグフードは、袋を開けてしまうと
乾燥タイプのフードでも急速に酸化が
始まり、鮮度が落ちてしまうからです。
賞味期限の過ぎたものは、未開封でも
受けつけてもらえません。
これらは、ワンちゃんの健康を考えると
当たり前のことだと思います。
寄付を受け付けているドッグフードは、
総合栄養食が一般的です。
メーカーはドライフードであれば
ロイヤルカナン、ヒルズサイエンス、
ネルソンズ、アイムス、ニュートロなど
各種メーカーのフードを受け付けています。
また、動物愛護団体の施設では、
子犬から年老いた犬まで
様々な年齢の犬がいます。
そのため、子犬用のドッグフードや
療養食のような、シニア犬用の
ドッグフードの寄付を受けつけて
いるところもあります。
ドッグフードは寄付を受け付けている
団体に直接、持ち込むことができます。
ドッグフードを送付するときは、
フードの袋をゴミ袋のような大きな
袋で包み、段ボールに入れて封を
してから送付します。
防水のためと、衝撃などでドッグフードの
袋が裂けたときに、中身が散乱しない
ようにするためです。
また、送る側が送料を負担します。
絶対に着払いにしてはいけません。
さらに、ドッグフード以外にも
新聞紙やタオル、ペットシーツや
ペット用シャンプーなどの消耗品、
カップ麺などスタッフの食料の寄付を
受け付けている団体もあります。
寄付を受け付けているドッグフードの
種類や送付の方法などは、必ず相手先の
団体に確認してください。
事務所の住所と、支援物資が必要な
施設の住所が違う団体もありますので、
注意が必要です。
ドッグフードの寄付を受け付けている主な団体まとめ 関東、関西をはじめに全国にある
ドッグフードの寄付を受け付けて
いる団体は、大小様々な団体が
全国にあります。
大きな団体は、全国からドッグフードの
寄付を受け付けています。
”ドッグフード 寄付 (都道府県名)”
でインターネットで検索して、表示される
団体に問い合わせてみましょう。
または、地域の里親イベントなどを
行っている団体のイベントに参加して
よいと思った団体に問い合わせて
みましょう。
飼い主さんたちの口コミで、評判がよい
団体を探してみるのもよいでしょう。
ここでは、いくつかの都道府県で
インターネット検索ができた
団体をあげてみます。
詳細は必ず、ご自身で団体への
問い合わせをお願いいたします。
ドッグフードの寄付ができる全国の団体の一覧
日本犬猫ライフサポートハウス「NINLISH」
ドッグフードの寄付ができる関東の団体
一般社団法人つなぐいのち(東京)
NPO法人アルマ(東京)
ドッグレスキュークラブ・東京
Pooch Dog Rescue(プーチドッグレスキュー:神奈川)
神奈川ドッグプロテクション(神奈川)
ティアハイムさいたま(埼玉)
ちばわん(千葉)
認定NPO法人 動物愛護を考える茨城県民
ネットワークCAPIN(キャピン)(茨城)
ドッグフードの寄付ができる関西の団体
犬猫サポート(大阪)
公益財団法人日本アニマルトラスト(大阪)
姫路キャンフェル しっぽの森(兵庫)
JCDL(ジャパン・ケイナイン・
ディフェンス・リーグ:京都)
ドッグフードの寄付ができる所在地非公表の団体
NPO法人 犬と猫のためのライフボート
所在地を公表すると、動物を捨てに来る
心ない人が増えるという理由で、
所在地をあえて非公表にしている
団体もあります。
このような団体では、問い合わせの
あった人にだけ、支援物資の
送付先などを教えてもらえます。
まとめ ドッグフードの寄付を受け付けている団体に、寄付をしてみよう
この記事では、ドッグフードを
寄付する方法や、寄付を受け付けて
いる団体などについてまとめてみました。
調べてみると、想像していた以上に
たくさんの団体があることが
わかりました。
また、特に去勢・避妊手術を
していないことが理由で、
望まれずに産まれた子犬や
子猫を捨てる人も多いことが
わかりました。
ドッグフードの寄付を考える方は
志が高く、ペットの飼い主として
ふさわしい方だと思います。
一方で、日本はまだまだペットを
飼うことへの責任感や意識が
低い人も多いという現実があります。
皮肉な話ですが、寄付を受け付ける
団体が減れば減るほど、日本の
ペットが暮らす環境は改善された
と言えるのです。
余ったドッグフードがある方は、
1つでも多くの命を救うため、
寄付を考えてみてください。
また、急にペットが亡くなった
という方には、心からお悔やみ
申し上げます。
ペットの死は悲しいことですが、
気持ちの整理がついた後に、
可能であれば、ドッグフードの
寄付を考えてみてください。